上野の神護寺展♪

9/8(日)まで!まだ間に合う♪
上野の神護寺展に行ってまいりました~。

先日奈良で「空海展」が開催された時、なんで東京には来ないのー?のー?のー?
と思ったのは私だけではないはず!
通常大きな美術展は東京と関西を回るのが常ですので。
しかーし、その後東京での神護寺展の開催を知り納得。

空海が監修したと言われる日本最古の曼荼羅「高雄曼荼羅」が230年振りの修復後、空海展で初のお目見え、そして東京の神護寺展でもお目見え。
今は修復後で気前よく何度も展示してくれてますが、今後同じように出展してくれるかはわからないので、拝めるのは人生最後の可能性も?と考えると絶対に行った方が良い展示会です。

この高雄曼荼羅は通常の極彩色の曼荼羅とは違い、紫根で染められた生地に金銀泥で描かれたシンプルで美しい曼荼羅なのですが、修復したのはあくまで裏紙だけで表は何も書き加えておらず、奈良の空海展では真っ黒でよく見えなくてわからない(笑)
なんとなくオーラと神気を拝ませていただくという感じだったのですが、今回の神護寺展での同じ高雄曼荼羅の展示はドラマティックな設置にライティングも素晴らしく、金で描かれた描線も目視で結構確認できました。
グッドジョブです!東博さん!

宇宙を感じさせる五大虚空蔵菩薩坐像はただただ圧巻。
そして最後の見せ場!とばかりの、本尊薬師如来立像とそれを囲む立像の配置とライティングは流石の東博さんでした。
東博の美術展はもう数十年通っていますが、毎展示会ごとにドラマティックな仏像の展示を見せていただき、いつも「今回はこう来たかー!」と驚くのを楽しみにしてます。

奈良の空海展、東京の神護寺展と行きましたが、それぞれそこでしか見られない展示も多くそれぞれの見応えがあったので、これは両方行って正解だったと思います。

空海展では空海直筆のマグカップをゲット、今回の神護寺展は空海直筆のポストカードをゲットしました♪

そして空海展と神護寺展の図録で高雄曼荼羅を比較するのも又楽しい。

日曜日までですがとてもおススメです♪

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